暑い夏は冷たい晴に恋をする


なんかさっきも思ったけど機嫌悪い?とにかくお礼言わないとっ


「あのっ、ありがとうございました。助けてくれて。」



私は深深と頭を下げた。思い出すとほんとに怖かったから今ものすごい泣きそうになった。先生の腕の中で泣きたいけどそれは甘えすぎだよね。


「違う、なんでそんなに隙があんだよ」


え?と思い顔を上げると、明らかに怒った顔の一瀬先生。うぅっ…。


「なんで。抵抗しなかった。コンビニの前で手を掴まれた時も、抱きしめられた時も。いまさっきだって、キスされそうだったろ。」


ちょっと待って?コンビニの時から先生見てたの?だけど、ここまで助けてくれなかった。


「そっそれは…」



「お前は気にしないのか?誰でもキスできるのか?」



「でっできるわけない!どうしてそんな意地悪言うの?私が先生一筋なの先生知ってるでしょ?」



思わず声を荒らげてしまった。でも、私は先生が好きなのにそんなこと思われていたのは傷続いたんだもん。