暑い夏は冷たい晴に恋をする


出て行けと朱里先生には言わないのだろうか…。もう嫌だ。私はそこから一言もはっさず、この部屋を出た。



部屋を出る直前に一瀬先生の方を見たが、一瀬先生と目が会うことは無かった。




昼休み終了ギリギリで教室に戻るとこうくんが「どーだったー!?」と明るく声をかけてくる。でも私の顔を見るとすぐにアセアセし始めた。


「まっまて、えっと、おっ、屋上!屋上行こう!なっちゃん、おっお弁当食べてないでしょ!?ほら、食べよっ!」



確かに、お弁当食べてなかった。でもお腹なんか全然空いてない。


こうくん気手を引かれて屋上に着く。これじゃあ5限はサボり確定だな。