暑い夏は冷たい晴に恋をする



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「さっ桜木さん!」



時刻は16時、帰りのSHRが終わり帰宅する時間である。私は先生に逢いに行くため、桜木さんに声をかけた。



「天野さん?どうしたの?」



桜木さんはしっかり者で、男女共に好かれている。背も高くて、少し長めの黒の髪が良く似合う。



「いっ一緒に帰りませんか?」



頑張った!私!お願い桜木さん!断らないで!



「うん!帰ろう!天野さんから声掛けてくれるなんて!」



私って周りとコミュニケーション取らないタイプに見えるのかな?まぁ確かに極度の人見知りではあるけど。

「天野さん電車乗るよね?私途中までだけどいいかな?」