そう言って、目の前の資料に目を向ける先生。その横顔の美しさは世界遺産レベルだ。
美しすぎてもはや涙が出そうである。じーっと見つめてると、一瀬先生がこちらに気づいた。
「何してんの?用が済んだら帰れよ。」
この冷たい性格を除けば完璧なんだがな。
「じゃあ、一瀬先生!また明日来ますね。」
「用もねぇのに来んじゃねぇ。」
大きく手を振るけど、こちらに見向きもしない一瀬先生。
まぁいつもの事なので、特に気にせず、下校する。明日はなんか手土産持ってこーかな?クッキーとか作っちゃう?
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