おかしな女だなと思った
平安時代の貴族なんだと思うけど

詩を暗唱し短歌から始まる手紙を書き
古めかしい言葉で話す

家で絵を描いたり歌を歌ったり
お茶や香りをたしなんたり
ビーズで指輪を編んだりしている

いつもどこか遠くの宮殿にいて
みんなから気味悪がられていた