『セーラー服を脱いだら、キミは…』スカートが捲れた、その時ボクは… 番外編

目を閉じたけど…

寝れない


だって武頼がこんなに近くにいるんだよ


武頼は寝れるの?

武頼は私に触れたいと思わないの?


どーしよ

早く寝ないと負けちゃう


焦ると尚更眠れない


ちょっと動いたら

武頼に触れた


もっと触れたくなる

ねぇ…武頼…


「武頼…キスしてよ
そしたら、寝るから…」


武頼の浴衣を少し引っ張った


もぉ寝たかな?


「ん…オヤスミ…理央…」


武頼の声、眠そう


ーーー


そっと触れた


ちゃんとキスしてくれた


「オヤスミ…武頼…」


武頼の胸に頬を当てたら
なんか安心した


なんか伝わってくる

武頼が私を大好きだって


武頼の胸の音

武頼の温もり


全部優しくて

全部私のものだ