『セーラー服を脱いだら、キミは…』スカートが捲れた、その時ボクは… 番外編

毎日一緒にいるうちに
ボクはますます理央が好きになって

理央はいつからボクを好きだったか知らないけど


好きだって気持ちが隠せなくて
理央にキスした

もちろんちゃんと確認した
キスしていい?って


あの日のことは
フワフワしてて

自分でもよく覚えてない


たぶん理央の同意が取れてキスした
と、思う


理央もボクのこと好きってこと


初めてのキスだったし
初めてキスしたいと思った


こんな気持ちが自分に芽生えるって
考えたこともなかった


ふたりとも進路が決まったら
遊園地に行く約束と
それからボクの家に来る約束をした


いつの間にかボクは
菊池(きくち)さんから理央って呼んでた


手を繋いで帰った


帰ってからも通話したりした


たまにキスした


理央はボクのカノジョで
ボクは理央のカレシ


そんな日が来るって
理央に蹴られた始業式の日は
思いもしなかった