「お母さん達、初詣行ってくるね
理央ちゃん、ゆっくりして行ってね」


「はい!ありがとうございます」


やっと理央とふたりになった


「フー…
ごめんね、理央
疲れたでしょ」


「ぜんぜん
武頼の方が疲れてるんじゃない?
ハハハ…」


「うん、疲れたかも…」


「私、そろそろ帰ろうか?」


「え、なんで?」


せっかくふたりになれたのに


「武頼、ホントに疲れてそうだから…」


「でも、理央といたい
会ったの久しぶりだし…」


「ホントに?
私も武頼といたい」