「理央ちゃん、お餅おかわりあるよ」
「え、いんですか?」
「どーぞ、どーぞ…
武頼は?」
「ボクは、もぉいいや…」
「武頼まだ1個しか食べてないじゃない
理央ちゃんいっぱい食べてね!」
「はい!」
「痩せてるのにいっぱい食べるのね」
「部活辞めてから太ったんですけどね
冬休みの研修でまた体重落ちました」
「すごいわね
キックボクシングって
私もやろうかしら」
「ぜひ、ぜひ!」
理央は楽しそうに母さんと話してる
母さんも楽しそう
ボク含め男3人は無言
母さんて
ホントはこんなに話すんだ
ホントはいつも話し相手ほしかったのかも
男ってダメだな
取皿の上の海老と目が合った
「で、ふたりは付き合ってるの?」
え…
母さんの質問に
父さんと兄がボクを見た
「付き合ってます」
理央が答えた
ボクは海老と見つめ合った
誰の顔も見れない
「もぉうちの男ときたら奥手だから
武頼もカノジョなんてできないと思ってたのに
しかもこんなかわいい子」
うん
理央はかわいいよ
ボクにはもったいない
「武頼、大切にしなさいよ!」
「うん」
言われなくても大切にしてる
今のボクには
理央を失うのは死ぬより怖いことかもしれない
「え、いんですか?」
「どーぞ、どーぞ…
武頼は?」
「ボクは、もぉいいや…」
「武頼まだ1個しか食べてないじゃない
理央ちゃんいっぱい食べてね!」
「はい!」
「痩せてるのにいっぱい食べるのね」
「部活辞めてから太ったんですけどね
冬休みの研修でまた体重落ちました」
「すごいわね
キックボクシングって
私もやろうかしら」
「ぜひ、ぜひ!」
理央は楽しそうに母さんと話してる
母さんも楽しそう
ボク含め男3人は無言
母さんて
ホントはこんなに話すんだ
ホントはいつも話し相手ほしかったのかも
男ってダメだな
取皿の上の海老と目が合った
「で、ふたりは付き合ってるの?」
え…
母さんの質問に
父さんと兄がボクを見た
「付き合ってます」
理央が答えた
ボクは海老と見つめ合った
誰の顔も見れない
「もぉうちの男ときたら奥手だから
武頼もカノジョなんてできないと思ってたのに
しかもこんなかわいい子」
うん
理央はかわいいよ
ボクにはもったいない
「武頼、大切にしなさいよ!」
「うん」
言われなくても大切にしてる
今のボクには
理央を失うのは死ぬより怖いことかもしれない



