理央のお母さんと妹と弟が
部屋の外で盗み聞きしてたらしい
その後、お父さんが帰って来て
泊まりはダメって言われたらしく
ボクはお父さんに挨拶をして
帰ることになった
「ホントにサイテー!!!うちの家族」
「きっと心配なんだよ」
送らなくていいって言ったのに
理央はボクを駅まで送ってくれた
「何が心配なの?
せっかくのクリスマスなのに!
武頼と一緒にクリスマス過ごしたいだけなのに
あー…もぉ…」
「ボクじゃダメだったのかな?」
ボクだから心配なのかな
ちょっと自信なくなる
「なんで?
そんなことないよ!
武頼は気にしないで!
ホントにごめんね」
ボクは充分楽しかったよ
好きな子とクリスマス過ごせて
「理央
ボクを駅まで送ってくれるのはいいけど
帰りはどーするの?
ひとりで大丈夫?怖いでしょ」
理央は暗いの怖いらしい
クリスマスだって言っても
夜道は物騒だしね
「んー…
じゃあ、武頼と通話しながら帰る
もぉ、あんな家族といたくなくて
武頼と飛び出して来ちゃった」
「みんな仲良さそうで、いい家族じゃん
ボクの家は両親とも帰り遅いし
兄は独り暮らししてるし…」
「武頼いつもひとりだね
寂しくないの?」
「今はひとりじゃない
毎日誰かが部屋に来るから…」
「ハハ…私か…
迷惑?」
「迷惑じゃないよ」
「冬休みも行くね」
「うん、いいけど…
理央、冬休みはインストラクターの
研修あるんじゃなかった?」
「あ!忘れてた!」
「大丈夫?
理央が来れる時、来てよ
待ってる」
「うん
今度、武頼の家族にも会わせてね」
「うん、今度ね」
「約束だよ!」
そんな話をしてたら駅に着いた
「あーあ…もぉ着いちゃった」
「意外と近いね」
楽しい時間は過ぎるのが早い
「帰ったら武頼がくれたプレゼント見よー
楽しみ!」
「期待しないでって言ったじゃん
うん、でも
理央のために佐伯先生と選んだから…」
「なんだろう?ますます楽しみ!」
「理央、気を付けて帰ってね
また連絡する
あ、ボクはいつも暇だから
理央の連絡を待つよ」
「うん、じゃあ…
通話しながら帰るね
ビデオ通話がいいかな…」
「「あ、うつった」」
「何気に恥ずかしいね」
画面の中の理央が髪を整えた
「ハハハ…いつもしてるじゃん」
「じゃあ…
今日はおじゃましました
みんなによろしくね」
「うん!
武頼、またね!」
「うん、またね」
部屋の外で盗み聞きしてたらしい
その後、お父さんが帰って来て
泊まりはダメって言われたらしく
ボクはお父さんに挨拶をして
帰ることになった
「ホントにサイテー!!!うちの家族」
「きっと心配なんだよ」
送らなくていいって言ったのに
理央はボクを駅まで送ってくれた
「何が心配なの?
せっかくのクリスマスなのに!
武頼と一緒にクリスマス過ごしたいだけなのに
あー…もぉ…」
「ボクじゃダメだったのかな?」
ボクだから心配なのかな
ちょっと自信なくなる
「なんで?
そんなことないよ!
武頼は気にしないで!
ホントにごめんね」
ボクは充分楽しかったよ
好きな子とクリスマス過ごせて
「理央
ボクを駅まで送ってくれるのはいいけど
帰りはどーするの?
ひとりで大丈夫?怖いでしょ」
理央は暗いの怖いらしい
クリスマスだって言っても
夜道は物騒だしね
「んー…
じゃあ、武頼と通話しながら帰る
もぉ、あんな家族といたくなくて
武頼と飛び出して来ちゃった」
「みんな仲良さそうで、いい家族じゃん
ボクの家は両親とも帰り遅いし
兄は独り暮らししてるし…」
「武頼いつもひとりだね
寂しくないの?」
「今はひとりじゃない
毎日誰かが部屋に来るから…」
「ハハ…私か…
迷惑?」
「迷惑じゃないよ」
「冬休みも行くね」
「うん、いいけど…
理央、冬休みはインストラクターの
研修あるんじゃなかった?」
「あ!忘れてた!」
「大丈夫?
理央が来れる時、来てよ
待ってる」
「うん
今度、武頼の家族にも会わせてね」
「うん、今度ね」
「約束だよ!」
そんな話をしてたら駅に着いた
「あーあ…もぉ着いちゃった」
「意外と近いね」
楽しい時間は過ぎるのが早い
「帰ったら武頼がくれたプレゼント見よー
楽しみ!」
「期待しないでって言ったじゃん
うん、でも
理央のために佐伯先生と選んだから…」
「なんだろう?ますます楽しみ!」
「理央、気を付けて帰ってね
また連絡する
あ、ボクはいつも暇だから
理央の連絡を待つよ」
「うん、じゃあ…
通話しながら帰るね
ビデオ通話がいいかな…」
「「あ、うつった」」
「何気に恥ずかしいね」
画面の中の理央が髪を整えた
「ハハハ…いつもしてるじゃん」
「じゃあ…
今日はおじゃましました
みんなによろしくね」
「うん!
武頼、またね!」
「うん、またね」



