ある土曜日、私たちは二人で出かけた。






今年最後のデートだね、って笑ってた。








今年だけなら良かったのに…











本当の最後になるなんて、
夢にも思っていなかった。




思いたくなんてなかった。






そのくらいヨウは私の全てだった。
ヨウよりも大切なものなんて、私にはなかった。











もちろん、今も変わってないよ。