「俺部屋で勉強するわ。



ごゆっくり」





俺は自分の部屋に逃げるように戻った








あれ以上あそこにいたくなかった





あいつはこれからも色んな裕子が見れるんだな








自分の血を
どうやったら他人のものに入れ換えられるのか





本気でそんな馬鹿なことを考えていた