「まだわからないよ。



ごめん。もうちょっと頑張りたいから一人にしてもらってもいい?」




「あっ。ごめんね。
お邪魔しましたっ」






バタン











裕子が出ていった部屋は


気温が一気に下がったみたいに




寒くて





寂しかった











俺は何がしたいんだろう