兄の好きな人 第一部

「ん…」





俺は西田の後頭部を引き寄せた






舌を無我夢中で絡ませる







裕子…





裕子好きだ







「チュ…ん…。ゆぅ…こ。チュッ」




俺は無意識に裕子の名前を呼んでいた





西田にキスをしながら妹のことを考えていた