兄の好きな人 第一部

「ふぅ…」






俺はベッドに突っ伏していた





ベッド全体から裕子の香り…





優しくて甘くて





頭の奥からしびれてくる…





好きだよ…裕子












♪~





着信だ。







ピッ



「もしもし」