「えっ!今日晴君練習試合だ!お弁当作らないでしまったよ」
時間は11時を過ぎたところ。
完全にパニックになっているわたしに葵ちゃんが話してくれた。
「晴は今日、真琴さんの高校のグランドで練習試合だよ」
「えっそうなの?じゃあ今から作って届ければ」
葵ちゃんはうなずくと両手で持ったコップに口をつけた。
大急ぎでお弁当作りに取り掛かる。
今日のお弁当は焼肉弁当。豚肉を焼いてタレを絡ませご飯の上に乗せ、ブロッコリーと卵を炒めたものと冷凍していたナポリタンを入れれば彩りも綺麗な筈。
急いで作ること25分。お弁当が完成すると葵ちゃんにお願いごとをした。
「葵ちゃん悪いんだけど今日のお昼ご飯、ここにあるの温めて食べてもらえる?洗い物はわたしがするから置いておいて」
鍋の中には朝作ったロールキャベツ。それとお皿の上には昨日の残りご飯で作ったチャーハン。
「チャーハンあったかい、いつ作ったの?」
「今、お弁当作りながら」
「凄い」
「ちょっとしょっぱかったらごめんね。じゃあお願いね」
葵ちゃんがうなずくのを確認するとお弁当を持って家を出た。
時間は11時を過ぎたところ。
完全にパニックになっているわたしに葵ちゃんが話してくれた。
「晴は今日、真琴さんの高校のグランドで練習試合だよ」
「えっそうなの?じゃあ今から作って届ければ」
葵ちゃんはうなずくと両手で持ったコップに口をつけた。
大急ぎでお弁当作りに取り掛かる。
今日のお弁当は焼肉弁当。豚肉を焼いてタレを絡ませご飯の上に乗せ、ブロッコリーと卵を炒めたものと冷凍していたナポリタンを入れれば彩りも綺麗な筈。
急いで作ること25分。お弁当が完成すると葵ちゃんにお願いごとをした。
「葵ちゃん悪いんだけど今日のお昼ご飯、ここにあるの温めて食べてもらえる?洗い物はわたしがするから置いておいて」
鍋の中には朝作ったロールキャベツ。それとお皿の上には昨日の残りご飯で作ったチャーハン。
「チャーハンあったかい、いつ作ったの?」
「今、お弁当作りながら」
「凄い」
「ちょっとしょっぱかったらごめんね。じゃあお願いね」
葵ちゃんがうなずくのを確認するとお弁当を持って家を出た。