嘘も孤独も全部まとめて

「その調子でどんどん行きましょうか」


「えーっ…。気付いたからもう無理ーっ」


どうやって顔を作ったらいいか分からない。


「じゃあ、会場の撮影スポット回りましょう」


カメラマンとスタッフに促され、部屋から移動する。

階段、チャペル前の扉、チャペルの中。

カメラマンがリクエストするポーズは結構ツラかったけれど、隣で透が笑わせてくれるから何とか笑顔で撮ることができた。


「さすが、二回目」


「おいっ」


おどけて言うと、唇を尖らせた透があたしを睨んでいる。