「でも、したいんだもん!何か分かんないけど、今めちゃくちゃしたいっ!」


「お前なあ……」


完全に呆れている。


「じゃあ、今の間だけでいいからあたしのこと好きになって!そしたらいいでしょ?」


「んな無茶苦茶な……」


「したいっ!今すぐしたいーっ!」


「そういうところが『子供』だって言うんだよ」


「もう子供でも何でもいい!ねえ、しよっ!」


エッチするのなんて、むしろ嫌いな方だと思う。

あのクソ義父のせいで嫌悪感しかなかったはずなのに、いつからか男を扱うための手段になっていた。

だけど、今はなぜだか自分から欲しくて仕方ない。