王太子の異母弟のランドールがアラカーンへ送られたので、王弟オスカーがアビゲイルの父グレンフォール公爵を始めとする王太子派貴族達の警戒すべき相手となってしまうのだ。
第2章に向けてストーリーは始まりかけているのに、まだオスカーは気付いていない。
何故なら、それはホナミが構想していただけで
ミカミには話していない展開だったから……
オスカーは知らなかったのだ。
◇◇◇
とうとう仮面祭りの朝が来た。
起こしに来てくれたメイドがロザリンドに今朝も彼女から頼まれた言葉を、起こしたばかりの彼女に言う。
「お嬢様、ノートをご覧くださいませ」
すると自分が頼んできた癖に、このお嬢様は言われた意味がわからないと言いたげな顔をする。
なので次いで、またこれもお嬢様に頼まれているセリフをメイドは口にした。
「ノートはデスクの一番上の引き出しの奧にございます」
第2章に向けてストーリーは始まりかけているのに、まだオスカーは気付いていない。
何故なら、それはホナミが構想していただけで
ミカミには話していない展開だったから……
オスカーは知らなかったのだ。
◇◇◇
とうとう仮面祭りの朝が来た。
起こしに来てくれたメイドがロザリンドに今朝も彼女から頼まれた言葉を、起こしたばかりの彼女に言う。
「お嬢様、ノートをご覧くださいませ」
すると自分が頼んできた癖に、このお嬢様は言われた意味がわからないと言いたげな顔をする。
なので次いで、またこれもお嬢様に頼まれているセリフをメイドは口にした。
「ノートはデスクの一番上の引き出しの奧にございます」