朽木がこんなにも笑っているのを見たのは一体いつぶりだろう。
一緒にいることが多かった時は、たぶんいっぱい見ていた。
あのアルバムに収められていたのも、ほとんどが朽木の笑顔だった。
いつもはムスッとしているか、無表情かどちらかだった朽木をなんとかして笑わせたくてよくちょっかいを出していた。
登校中に姿を見つければランドセルを叩いたり、
昇降口に朽木より早く着いて上履きを盗んでは追いかけられたり、
給食の時に苦手な野菜を押し付けたり...。
そんなバカでアホでしょうもないオレに朽木はいつも笑いかけてくれた。
雑巾がけレースに付き合わされても最後は笑ってくれた。
放課後残ってオレが黒板に落書きした絵を朽木が消してはまた書いて...
そんなことを繰り返しても笑っていた。
家が同じ方向で分かれ道で分かれるまでずっとオレは話し続けて、
朽木はいつも相づちを打ってくれていた。
"バイバイ。また明日"
そう言わなければならない瞬間がいつも辛くて、ずっとこのまま笑ってたいって思っていた。
奈和の側で笑っていたい。
1番近くでその笑顔を見ていたい。
あの頃のオレはずっとそう思っていたんだ。
一緒にいることが多かった時は、たぶんいっぱい見ていた。
あのアルバムに収められていたのも、ほとんどが朽木の笑顔だった。
いつもはムスッとしているか、無表情かどちらかだった朽木をなんとかして笑わせたくてよくちょっかいを出していた。
登校中に姿を見つければランドセルを叩いたり、
昇降口に朽木より早く着いて上履きを盗んでは追いかけられたり、
給食の時に苦手な野菜を押し付けたり...。
そんなバカでアホでしょうもないオレに朽木はいつも笑いかけてくれた。
雑巾がけレースに付き合わされても最後は笑ってくれた。
放課後残ってオレが黒板に落書きした絵を朽木が消してはまた書いて...
そんなことを繰り返しても笑っていた。
家が同じ方向で分かれ道で分かれるまでずっとオレは話し続けて、
朽木はいつも相づちを打ってくれていた。
"バイバイ。また明日"
そう言わなければならない瞬間がいつも辛くて、ずっとこのまま笑ってたいって思っていた。
奈和の側で笑っていたい。
1番近くでその笑顔を見ていたい。
あの頃のオレはずっとそう思っていたんだ。



