そう言って、公園から出ていこうとしている。



「あ、あの!」



「ん?」



「お花、好きなんですか?」



「…」



そんな訳の分からない、今聞くようなことでもないような質問に、イケメン先輩は、にこって微笑んで。



「…好きだよ。」