「歌の練習が終わる方が、迷惑なんです!!!」
「それは……どういう意味…」
バサバサバサバサバサ……。
……この…音は………。
結城先生の机の方を見る。
……思った通り…ですね……。
机の周りの床にはたくさんの本や資料が落ちていた。
昨日片付けたのに…一日であんなにたくさん……。
結城先生の机の上は三つの山が出来ていた。
「……すいません……。
明樺先生に片付けて貰ったのに……」
申し訳なさそうな表情をする結城先生。
「結城先生…謝らないで下さい……。
誰だって…苦手な事はありますから……」
結城先生は……片付けが苦手なんです……。
だから結城先生は……歌の練習を……。
「あの……結城先生……。
片付けをしに…たまに……生物室に来ても……良いでしょうか?」
するとさっきまで暗かった顔が明るくなった結城先生が
「……お願い…します……」
照れながら私に頼みました。
結城先生……。
すごく可愛いですよ……。



