あたしの知らない世界。 見てきた世界は、もう過去のものでしかなくて。 彼を見るたび、遠くに感じる。 知らない世界を知りたいって思うのは当然なのに、知るな、と言うの。 いつかを待てと無茶を言うの。 くすぶる不安を押さえ込んで、今日も正面から彼を見れない。