朝早くから街の家を出て、4時間揺られて、夜遅くまで走り回って、酔っ払いの相手をすればもうへとへとだ。
少量ではないアルコールが体内に入って余計に眠気を誘う。
台所で深いため息をつけば心配そうな顔をしたお母さんが覗き込んできた。
「真知ちゃん、もう休んだら?」
「でも、」
お母さん一人に宴会を任せるのは忍びない。だけど有無を言わせず背中を押して2階に上らせようとする。
「もうお酒はいらないだろうし、後片付けだけだから、ね。あとで翔太くんに行ってもらうから」
ウインクされても、お母さん……。
正直、翔太のことを置いといても休めるのは有り難かったからそのままおやすみ、と挨拶して階段を上った。
少量ではないアルコールが体内に入って余計に眠気を誘う。
台所で深いため息をつけば心配そうな顔をしたお母さんが覗き込んできた。
「真知ちゃん、もう休んだら?」
「でも、」
お母さん一人に宴会を任せるのは忍びない。だけど有無を言わせず背中を押して2階に上らせようとする。
「もうお酒はいらないだろうし、後片付けだけだから、ね。あとで翔太くんに行ってもらうから」
ウインクされても、お母さん……。
正直、翔太のことを置いといても休めるのは有り難かったからそのままおやすみ、と挨拶して階段を上った。

