「冬の月」


作詞:永瀬栞
作曲:人時




遠くにあたたかい街の灯

浮かんで揺れてる冬の月

繋いでた僕の手の平に

落ちる一粒の雪



何を思い 何を信じ

僕はここまで歩いたんだろう

ほんの一つ 小さな僕にも

大切なものを教えてくれた



上手くできない僕の

君はいつも手を握ってくれた


この先にある 君の幸せを

そっと願ってみたんだ



夜空に昇った 君の星

全てを知ってる 冬の月

繋いでた僕の手の平に

残る優しい記憶



どんな夢も どんな思いも

過ぎた時間を戻せないのなら

せめて君に伝わるくらいの

光を放てる人になりたい



ただ月は輝いてた

そんな僕を包み込むように


ただ月は輝いてた

君が笑ったように…






―冬の月

【完結】