私は、小学6年生。名前はあやみ、普通の小学校に通っている女の子。ある日、うちの学校に転校生が来た。名前は、虎太郎(こたろう)クラスは違うけど、私は、児童会をしていて、頻繁に虎太郎のいるクラスに行っていた。私は、「あの子が転校生か…」と思うだけだった。まぁ、特に関わりはないと、そう思っていた。ある日、廊下で児童会の仕事をしていると、凄く視線を感じた。ドキッとして見てみると、そこには、虎太郎がいた。私は、(なんで見てるんだろう?)と、思った。時間は進み、帰る時間となった。友達を待っていると友達と、一緒にもうひとり来た。誰だろうと目を凝らして見てみると、虎太郎だった。(あぁ、あの二人友達だったんだ…)私は、友達にいつもどおり、「お疲れー」と言い、虎太郎の、方を向いた。そして、挨拶を交わした。「こんにちは、はじめまして、私の名前はあやみです。よろしくお願いします!」
すると、虎太郎は、「こんにちは、俺の名前は虎太郎です。よろしくお願いします」と、言った。そこから3人で帰った…

            次の日

私はいつも通り休み時間に休みなどなかった。児童会の仕事でバタバタしていた。すると、廊下で話しかけられた。相手は虎太郎だった。「あやさん?…あぁ!あやさんだ!!こんにちは!」いきなりのことでびっくりしたけど私も、返事を返した。「あ、小太郎さん、こんにちは」………その日は、放課後に仕事があって、彼との会話はこれだけだった。

            数日後

私にも暇ができ、いつもの三人で帰った。すると、虎太郎のいろんなことがわかってきた。虎太郎は障害を持っている…覚えたことをすぐ忘れてしまうそうだ、友達の名前は必死に覚えたみたいだった。(私の名前は多分覚えていない)そう思ったときだった、友達が、「あやの名前を覚えるために手に書いとくよ」と、言ったのだ。私が、(手に!?)と思ったときにはもう遅かった。書いていた。まぁ、そんなことがあり、名前が覚えられた。