いつもそばで


小野寺家に着くと、まあ想像通り以上の豪華な家が目の前に広がる。

余計なものは無い。

シンプルな中に豪華な家がある感じ。

中に入ると、メイドさんと執事さんが出迎えてくれる。

家政婦に…?と思ったが、


「今日からよろしくお願いします」


と、頭を下げた。


「何からすればよろしいですか?」

「秀永様がお帰りになるまで、ゆっくりなさってください」


1人のメイドさんがそう告げた。

何故敬語なのだろう。

ただの新しい家政婦なのに。

そのメイドさんだって、ベテランの方に見える。

不思議に思っていると、


「茉愛様のお部屋へご案内いたします」


執事さんの1人が、そう言って私を部屋に連れて行った。

茉愛様…?

部屋の中は、高級そうな家具が置いてあった。

不思議なことに、ベッドだけは無かったけれど。


「それでは、失礼します」

「あ、はい。ありがとうございます」


ソファに腰を下ろした。

ふかふか…。