「え、誰?」
屋上の扉を開けると人影が
この時間に屋上に来る人なんて見たことない
「あれ? ここ生徒立ち入り禁止だよね」
「あ、工藤先生…!」
先生は私に近づいてきた
「どうした? 下校の時間でしょ?」
「いや… 家に帰りたくなくて…」
「ふーん そうか… なら少し話す?」
「何があったか聞かないんですか?」
「人間話したくないことの一つや二つあるでしょ?
ここ座る?」
「ありがとう…」
私と先生は地面に座った
それから2人で話をした
世間話ばかりだったけど話しているときだけは嫌なこと全部忘れられる気がした
「そういえば先生なんで屋上に? あ、聞かないほうがいいか…」
先生はニコッと笑うと
「そうだね でも君と僕はなんか似てる気がするんだ」
その言葉に顔が赤くなる
先生と私は似ている
なぜかとても嬉しい気持ちになった
「どうした? 熱い?」
先生は私のおでこに手を差し伸べる
心臓の音が聞こえないか不安だった
「だ、大丈夫です! すみません こんな時間まで私帰ります!」
私はカバンを持って扉を開けた
屋上の扉を開けると人影が
この時間に屋上に来る人なんて見たことない
「あれ? ここ生徒立ち入り禁止だよね」
「あ、工藤先生…!」
先生は私に近づいてきた
「どうした? 下校の時間でしょ?」
「いや… 家に帰りたくなくて…」
「ふーん そうか… なら少し話す?」
「何があったか聞かないんですか?」
「人間話したくないことの一つや二つあるでしょ?
ここ座る?」
「ありがとう…」
私と先生は地面に座った
それから2人で話をした
世間話ばかりだったけど話しているときだけは嫌なこと全部忘れられる気がした
「そういえば先生なんで屋上に? あ、聞かないほうがいいか…」
先生はニコッと笑うと
「そうだね でも君と僕はなんか似てる気がするんだ」
その言葉に顔が赤くなる
先生と私は似ている
なぜかとても嬉しい気持ちになった
「どうした? 熱い?」
先生は私のおでこに手を差し伸べる
心臓の音が聞こえないか不安だった
「だ、大丈夫です! すみません こんな時間まで私帰ります!」
私はカバンを持って扉を開けた
