私に愛をください。






夕方の教室。

また、今日も同じように日が沈む。

私は、先生にプリントを運ばされた。

先生にもニコニコ愛想をふりまいていると
雑用もおしつけられるわけで。

まあ、それで別に成績があがるから
全然困ってない。

ガラガラっ

急にドアがあいて振り向くと、
そこにはユイトがいた。

忘れ物でもとりにきたのだろうか。

ユラノ「ユイトどうしたの?」

ユイト「…ケータイ忘れた」

あ…なるほどね。

ユイトと隣の席のため
机の中からケータイをとって
ユイトに渡してあげた。

ユラノ「…はいっ!どーぞ(ニコッ)」


すると、ユイトは顔を歪めた。

そして、呟いた。



ユイト「……お前の笑顔……キライ…」