私に愛をください。





そんなとき、ある噂をきいた。

“この学年にめっちゃ笑顔が可愛い子がいる”

その子の名はササキユラノ。

俺は別に興味は無かったが、
リクとライトが一目みたいとゆうことで
その子のクラスを見に行った。

すると、黒髪で
ふわふわした笑顔の女の子がいた。

それはもう、ホント可愛くて。

通りすがる野郎共がみんな釘付けになるほど
可愛い笑顔だった。

レイと俺は女に全く興味がなかった。
でも、信龍のみんな
ササキユラノの笑顔をみて
顔を赤らめたんだ。

でも、その子の瞳には
何もうつされていなかった。

黒く、闇を抱えていた。

信龍のみんなはササキユラノには
闇があると、気づいたんだ。

そして、思った。

“救いたい” と。