「あんたなんかいらない!」

「お前の笑顔が悪い」

「なんであんたが居るの?」

そう…私はいらない子。

「ハハっ!そうだ!もう笑わないで。一生」

「お前の笑顔は人を不幸にする」


そう言ってクシャクシャに髪を掻きながら
狂ったように笑う。


髪の間からこちらを見る瞳には
私に向けた憎しみと怒り。

笑わなければお母さんはもう一度
私に笑顔を向けてくれますか?