『スカートが捲れた、その時ボクは…』絶対言わないでください!番外編

「レンレン、先輩と映画観に行くらしい
いいな…」


「菊池さんは
佐伯先生と先輩、どっちが好きなの?」


前から気になってた


「どっちも好きだよ」


「それは、どんな感情で?」


それもずっと気になってた


「どんな…?んー…
…
ホントは私、先輩のことが好きだったの
先輩ね、私のこと助けてくれたの
男の人に守られるって初めてで…」


なんだ
男の人も好きになれるんだ

なぜかホッとした


「へー…初めて聞いた」


「うん、初めて人に話した
…
でも先輩は
レンレンのこと好きだって気付いちゃって
…
私、負けず嫌いだからレンレンにキスしたの」


「え…!?」


どんな話?

よくわからない


たぶんもう1回聞いても
理解できない


「武頼、キスしたことある?」


「えっ!ない」


菊池さんが理解できないことが
多々ある


意図のない質問とか唐突な質問とか
言ってることとか

よくわからない


「へー…ないんだ」


「うん
どんな気持ちなの?」


質問した後
なぜかドキドキした


「好きな人とするキスは
ドキドキして…もっと好きになる
…
好きじゃない人にされるキスは
ズキズキして…嫌な気持ちになる」


ボクの質問に答えてる菊池さんに
ドキドキした


そっか…

菊池さんは
中学の時、幼なじみにキスされたって話してた


「武頼もキスする時は
ちゃんと相手の気持ち確認してから
した方がいいよ!」


「アドバイスありがと
でも、する予定ないから大丈夫」


菊池さんが
ボクのこと好きじゃないのわかってるから

ボクは菊池さんにキスできない


菊池さんが言ってる事は
そーゆー事でしょ