『スカートが捲れた、その時ボクは…』絶対言わないでください!番外編

「バス乗ってどこ行くの?」


「ん?温泉街」


「え、泊まり?」


「シー!泊まりじゃない」


だよね


「なんで温泉?」


「そこなら誰にも会わなそうかな…って
近くだと誰かに絶対会うし
電車だと誰かに見られそうだし
バスなら大丈夫かな…って…」


「考えてくれたんだ
ありがと」


って、オレと付き合ってるのそんなダメ?

まだ人にバレたらダメなの?

もぉ卒業したしいいじゃん!


オレみたいのがカレシって思われたくない?

思われたくないか…


センセーとオレ、釣り合ってないのかもね


センセー
オレと仕方なく付き合ってくれたのかな?


「昨日の着物みたいなのもよかったけど
今日の服もかわいい」


「え?」


上目遣いにオレを見たセンセーも
かわいい


「オレ、制服じゃないと
何着ていいかわかんなかった
今度はもっと大人っぽい格好してくる」


初めてのデートあるある

私服にガッカリされる


一応、1番気に入ってるの着てきたんだけどね


「似合ってるよ」


「え?」


今度はオレが聞き返した


そしたらセンセー俯いた


オイ!

お世辞ってヤツだった?

目見れないってヤツ?