校舎に入ると、

クラス表がはられてあった。

あたしの名前をさがす。

えっと~ 七瀬、七瀬・・・

あった!
  
「やった!美波と同じクラス☆」

「ほんとだ!やったね~」

   
そう言いながら教室へ歩き出した。

あたしたちは教室の前に着いた。

なんか教室に入るの緊張する~!

ドキドキしながら中に入った。

自分の席を探して鞄を置いた。


「沙羅!友達さがそ☆」

「い~よ!」

あたしたちは教室を見渡した。

「ねぇあの子かわいくない?」

美波が指さした方向を見る。

その子は髪はあたしと同じ茶色。

とても明るそうな子だった。