「琴音明日学校なんでしょ?泊まるの?」

「今日はもう帰ろうかなぁ」


電車乗ればいいんだし。


「駅まで送る」

「ありがと!」


家族にお見送りをされて、音夜君に駅まで送ってもらう。


「じゃあ、気をつけて帰れよ」

「うん!」


電車に乗り王光の倉庫の最寄り駅まで向かう。


電車に揺られながら、だんだんと睡魔に襲われ私の意識は途切れた。