二人で思う存分笑い合って、病院から帰宅しようとしたとき

























「久しぶり、美耶」




振り返ると、

「...朔也くんっ?!」



「...ふっ、懐かしいなその下り」







そこには私の(いと)しの(あい)してやまない


















黒川がいた。