キィィーーン!
『え〜テステスー…』
「おーい、皆、放送だー静かにしろー」
『放送部の白雪です。今日この場をお借りしてあなた方男子にハッキリと申し上げます』
ザワザワ…
「なんだなんだ?」
『私は男子が嫌いです。いつもうるさいし女子に好意があるのか知りませんが意地悪してくるし。自分の事イケメンだと思ってる奴らはイキるし…
そこのサッカー部の部長は毎日毎日隣の席の私に向かって「可愛いね」なんて口説いてくるし…』
「え!それって、昴先輩じゃないんすか?」
「やめろっ////」
「毎日口説いてんすか笑」
「ちがっ…///」
『だから私は男子が大っ嫌いです』
「あ〜先輩ふられちゃいましたね」
「……っ」
『毎日口説いてくる貴方にドキドキさせられるから…』
「え…?」
『私は昴が好きだから他の男子は嫌いです!!以上!放送部の白雪でしたぁ!!』

「俺も白雪が好きだー!!」
俺は学校中に響く声で叫んだ



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