【実話】

私は、この話を親に読ませた。

普段、能天気に笑って馬鹿な事を言ってる私が

本当はどんな事を考えているのか。

これを読んで貰って、伝えたかった。

どんな反応をするのだろうか。

また、『何言ってんのw』って言われるのだろうか。


……夜。

母から、らいんが来た。

『話、読んだよ。

そこまで悩んでたなんて、気付かずゴメンね。

お母さんの中ではノアは凄く能天気な子だと思ってたけど、

そうでもなかったんだね。

なんか…息するのがしんどいと言うか、

辛い気持ちが伝わってきてズーンってなった。』

……伝わったんだ。

私のホントの気持ち。

やっぱり能天気って思われてるんだね。

こんな事を考えてるって事、

隠してたわけじゃないよ。

ただ、体が勝手に

馬鹿な笑顔を作ってたんだ。


♡3
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