「バドミントン部でーす!よろしくお願いしま〜す!」
「美由、めっちゃ必死で部員募集するじゃん」
「あったり前でしょ!?高校に入ったら運動部に入る人減るんだから!健斗ももっと声だしてよー!」
「ふーん、まぁ可愛い後輩が入ってくんのが楽しみだな〜」
「……何変な目で周り見てんのよ」

こいつ…女子しか見てないんだから…
私の気も知らないで…

「美由見ろよあの子!外国人!めっちゃ可愛い〜」
「あーあーそうですかー」

なんなのよ…本当に…

「…あ〜みてよー健斗ー、あの人健斗より背高くて凄くカッコイー…」

グイッ!

え…?
「……他の男なんか見んなよ…」
「…は?」
やめてやめて近いって!!
「美由、背高いのが好きなのか?」
「え…ま…そりゃね」
「じゃあ背…高くなるからさ…俺だけ見ててくれよ…」
「え…」
「美由が好きだから」

嘘……

真っ赤になる私を見て
健斗はそっと額にキスをした


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