【side御又賢人】
実沙都を警戒してこっそり跡をつけていた。
階段で立ち止まったと思ったら、そこにはアバドン様がいた。
アバドン様が実沙都と話している様子だが、肝心な内容が聞こえない。
すると突然真っ黒な扉が出てきた。
実沙都は扉を開け中に入った。
いなくなった後、アバドン様に声をかけた。
「アバドン様、何を言ったのですか?」
「5…御又賢人か、仲間を助ける方法を教えた。お前はなんとなく正体が分かったようだな。俺はスクールコミッティーと本気で戦いたい。だから5も行くといい」
何を言ったのかと聞いたのに、突然さっきと同じ扉を出してくれた。
助けに行くということか?
「よくわからないですがアバドン様、行ってまいります」
お礼を言い、扉に向かった。
そして急いで通り抜ける俺にアバドン様が言っていたことなんて聞こえなかった。
「良き敵であるピンクの絶望の瞬間を、その目で見るがよい」
実沙都を警戒してこっそり跡をつけていた。
階段で立ち止まったと思ったら、そこにはアバドン様がいた。
アバドン様が実沙都と話している様子だが、肝心な内容が聞こえない。
すると突然真っ黒な扉が出てきた。
実沙都は扉を開け中に入った。
いなくなった後、アバドン様に声をかけた。
「アバドン様、何を言ったのですか?」
「5…御又賢人か、仲間を助ける方法を教えた。お前はなんとなく正体が分かったようだな。俺はスクールコミッティーと本気で戦いたい。だから5も行くといい」
何を言ったのかと聞いたのに、突然さっきと同じ扉を出してくれた。
助けに行くということか?
「よくわからないですがアバドン様、行ってまいります」
お礼を言い、扉に向かった。
そして急いで通り抜ける俺にアバドン様が言っていたことなんて聞こえなかった。
「良き敵であるピンクの絶望の瞬間を、その目で見るがよい」