はぁ~!ドキドキした。

賢人くんが挨拶してくれたのに、めっちゃ挙動不審な感じになっちゃったよ…。

今は授業中、だけど全く集中できない。

この時の私は、完全に油断していた。

ドォォン‼

いつものように大きな音がした。

私は昨日学校にいたことも考え、賢人くんを怪しんでいるけど、今は隣で一緒に授業を受けているから可能性が低くなった。

でも7かもしれないからわからないか。

「あ、あ、生徒諸君…スクール☆コミッティー、早く校庭にこい」

予想は外れ、放送の声はアバドンだった。

みんなはもうイーヴィル・ブラックの怖さを知っているから、先生も一緒になって校庭に行く。

「メティス、出てこい」

メティス様が出てきて、アバドンと戦い始めた。

それを見つつ、私たちは校舎裏に向かって変身した。