今回は怪物を作らず、7が戦うみたい。

素早く、力強いパンチをしてくる。

これじゃあ、よけるので精いっぱいだよ!

「っ、割と強いな」

せめてピンクというキャラを崩さないように頑張る。

ただ…ムカつくのはたまに5が横から攻撃を仕掛けてくることだ。

「邪魔、5。引っ込んでろ」

そういい全力で蹴りを入れる。

でも、5はさっとよける。

「ピンク、そんなキックじゃやられないな。俺は」

うるさい5は放っておき、7に右ストレートを。

…しようとしたけど、先に7に投げられた。

「え?」

スポーツ経験者なのかただ強いのか…体がめちゃくちゃ痛い。

これは必殺技で倒すしかないと思い針を動かす。

「輝け、コミッティー☆シャワー」

イルミネーションのような光が消える。

倒せたか、と思った。

でも、7に必殺技が効かなかった。

「ど、どうして…」

「弱いね、なのに5は倒せなかったんだ…」

「う、うるさいな」

やっぱり、弱いんだ…。

仲間に頼ってばっかりな私が嫌だ。

このままだとやられる、どうしよう。

考えながら攻撃をよける。