私、渡部実沙都。
ごくごく普通の小学6年生。
ちょっとみんなと違うことは、学校組織を引っ張るリーダー的存在の運営委員会に所属していること。
今は休み時間で、集まりの時間でもある。
「失礼しま…って何やってるの⁉」
児童会室(運営委員会の集まる教室)に急いで来たのに、机に座ってお喋りする人、本を読んでいる人、そしてそれを止めようとしている人たちがいた。
「何ってこの通りだよw」
この一見チャラそうなのが、永安寺天くん。
「え?この通りってどの通り?」
ちょっと理解できないタイプのこの人は、西橋晄稀くん。
「みんな、さあやがくるからちゃんとしないとっ!」
この一番落ち着いている子は、川上優磨くん、副会長だよ。
「あ、みさちゃん!遅いから読書してたんだぁ」
マイペースに本を読んでいるのは、相田菊乃ちゃん。
ホントにみんな自由だな、なんてあきれていると…、
「遅くなっちゃった」
そう言って現れたのは、会長の笹岡紗彩ちゃん。
オシャレで、クールでこの自由すぎる私たちをまとめてくれる素晴らしい存在なのだ。
「じゃあ、今日は…」
この時の私はまだ知らなかった。
ひみつ戦士スクール☆コミッティーとして、この学校を守ることになるとは。
ごくごく普通の小学6年生。
ちょっとみんなと違うことは、学校組織を引っ張るリーダー的存在の運営委員会に所属していること。
今は休み時間で、集まりの時間でもある。
「失礼しま…って何やってるの⁉」
児童会室(運営委員会の集まる教室)に急いで来たのに、机に座ってお喋りする人、本を読んでいる人、そしてそれを止めようとしている人たちがいた。
「何ってこの通りだよw」
この一見チャラそうなのが、永安寺天くん。
「え?この通りってどの通り?」
ちょっと理解できないタイプのこの人は、西橋晄稀くん。
「みんな、さあやがくるからちゃんとしないとっ!」
この一番落ち着いている子は、川上優磨くん、副会長だよ。
「あ、みさちゃん!遅いから読書してたんだぁ」
マイペースに本を読んでいるのは、相田菊乃ちゃん。
ホントにみんな自由だな、なんてあきれていると…、
「遅くなっちゃった」
そう言って現れたのは、会長の笹岡紗彩ちゃん。
オシャレで、クールでこの自由すぎる私たちをまとめてくれる素晴らしい存在なのだ。
「じゃあ、今日は…」
この時の私はまだ知らなかった。
ひみつ戦士スクール☆コミッティーとして、この学校を守ることになるとは。