『絶対言わないでください!』保健室で起きたヒミツ♡の話

「センセー!久しぶり」



「天ヶ崎くん」



久しぶりって言っても
3日ぶりぐらい



「ホントに熱あったんだね
もぉ大丈夫なの?」



「うん
1日寝て汗かいたら下がった
むしろ減量できてよかった」



「そっか…
無理しないでね」



「熱ある時って変な夢みるよね」



「そーかもね
私も子供の頃
体が浮いて急に落ちる夢とかみたかも」



変な夢って
また私の夢?

とか思う


熱あったから
私とキスする夢なんかみたんじゃない?


疲れてる時とか
体調悪い時って
そーゆーのあるよ



「もぉすぐ大会だっけ?」



「うん
優勝したら
センセーなんかご褒美ちょうだい」



「ご褒美って?
購買の焼きそばパンおごろうか?」



「センセーの手作り弁当がいいな」



「えー、ヤダよ
人に食べさせられるようなお弁当じゃないし」



「人に食べさせられるような弁当作ってよ
オレのために

誰かのために…って思えば
頑張れるでしょ!センセー」



誰かのために…

天ヶ崎くんのために



「ダメダメ!
私の適当弁当は
私のためにしか作ってないから!」



「じゃー、他の考えとく」



考えとくって
ご褒美って


なんで私が?



「頑張ってね」



胸のリングに関係ある人のために