「千空お疲れ様〜」 私の好きなジュースを渡してくれる栞ちゃんを見て泣きそうになるのを抑えて、 思わず空を見上げる。 私の心とは違って綺麗な青空……。 「なにかあった〜?」 嬉しそうに聞いてくる莉子ちゃんが、 やって来て顔をのぞかせる。 「思ってるようなことはないんだけど… 振られたと思うの。」 そう言えば莉子ちゃんは驚いていて、 「なにごと?詳しく聞かせて」 「好きな人がいるって言われて…」 真剣に聞いてくれる莉子ちゃんに自然と涙が溢れてくる。