あの日から私、鮫島 千空は君に恋をしている。 今日もガタンゴトンと揺れる電車の中、 決まってドアのそばにいる君。 私は君の向かい側のドアに立っている。 今日も君に視線を送っても目が合わないのは、 君が窓の外を向いているから。 全くこちらを向かない君に話しかけに 行くほどの勇気もない。 それでもいいの。見てるだけでいい。 この時間が私にとっては大切だから。