あの日のことを思い出して、ふたりで笑ってしまう。
やっぱりどの料理も美味しくて、久しぶりの外出に楽しい時間を過ごすことができた。
「理人さん、今日は連れてきてくれてありがとうございました。これで残りのリハビリも頑張れます」
最後に綺麗な夜景を目に焼きつけていこうと思って窓の外を眺めていると、理人さんが一枚の封筒をテーブルに置いた。
「野々花、これも覚えている?」
「これ……」
それは私と理人さんの契約書だった。すると理人さんは封筒の中から契約書を手に取り、半分に破いてしまった。
「これで俺たちの契約結婚は終了。……だからさ、これからまた新しい契約を結ぼう。今度の結婚あたっての条件はただひとつ、〝生涯寄り添うこと〟だ」
「理人さん……」
次に彼はポケットから、可愛くラッピングされた小さな箱を私に差し出した。
「野々花、俺と結婚してください」
数カ月前、プロポーズされた時はすぐに答えることができなかったけれど、今日は違う。
「はい……!」
笑顔で返事をすると、周囲にいた他のお客様から拍手が送られた。少し照れくさくなりなりがらも幸せな気持ちでいっぱいになってしまった。
やっぱりどの料理も美味しくて、久しぶりの外出に楽しい時間を過ごすことができた。
「理人さん、今日は連れてきてくれてありがとうございました。これで残りのリハビリも頑張れます」
最後に綺麗な夜景を目に焼きつけていこうと思って窓の外を眺めていると、理人さんが一枚の封筒をテーブルに置いた。
「野々花、これも覚えている?」
「これ……」
それは私と理人さんの契約書だった。すると理人さんは封筒の中から契約書を手に取り、半分に破いてしまった。
「これで俺たちの契約結婚は終了。……だからさ、これからまた新しい契約を結ぼう。今度の結婚あたっての条件はただひとつ、〝生涯寄り添うこと〟だ」
「理人さん……」
次に彼はポケットから、可愛くラッピングされた小さな箱を私に差し出した。
「野々花、俺と結婚してください」
数カ月前、プロポーズされた時はすぐに答えることができなかったけれど、今日は違う。
「はい……!」
笑顔で返事をすると、周囲にいた他のお客様から拍手が送られた。少し照れくさくなりなりがらも幸せな気持ちでいっぱいになってしまった。



