「今夜はとりあえず前祝で思いっきり飲もう! 結婚してから野々花と飲む機会も減っちゃったし、本物の夫婦になったらますます飲みに行きづらくなっちゃうもん」
さっそく奈津希は店員にビールのおかわりと、料理も何品か追加注文をした。
誰かひとりでも事情を知ってくれている人がいると思うと心強い。理人さんに告白したらどうなるかわからないけれど、どんな結果になったとしても私には助けてくれる心強い味方がふたりもいる。
なにより悩んでいたって、その答えは全部理人さんに聞かなければ出ないんだ。だったら迷わずに告白して、そして渡部さんのことを聞こう。
それから二十一時過ぎまで三人で過ごした。
酔いが回って上機嫌の奈津希は、タクシーで帰宅した。祖母に今夜泊まりたいと居酒屋を出る前に電話で伝えたところ、なにも聞かずに快諾してくれた。
電車に乗るために鈴木君と駅まで向かう。
「今日は仕事で疲れているのに、付き合ってくれてありがとうね」
「いや、そんなことないよ。俺も久しぶりに飲めて楽しかった」
口ではそう言っているけれど、なんとなく元気がないように見える。それに居酒屋でも口数が少なかったし、ボーッとしている時間もあったよね。
「もしかして今日、無理して来てくれた?」
「え? どうして?」
「なんか疲れてそうだったから」
もしかしたら今日、大きなオペがあったのかもしれない。それとも患者が多くて大変だった?
その思いで聞いたものの、鈴木君は急に足を止めた。
さっそく奈津希は店員にビールのおかわりと、料理も何品か追加注文をした。
誰かひとりでも事情を知ってくれている人がいると思うと心強い。理人さんに告白したらどうなるかわからないけれど、どんな結果になったとしても私には助けてくれる心強い味方がふたりもいる。
なにより悩んでいたって、その答えは全部理人さんに聞かなければ出ないんだ。だったら迷わずに告白して、そして渡部さんのことを聞こう。
それから二十一時過ぎまで三人で過ごした。
酔いが回って上機嫌の奈津希は、タクシーで帰宅した。祖母に今夜泊まりたいと居酒屋を出る前に電話で伝えたところ、なにも聞かずに快諾してくれた。
電車に乗るために鈴木君と駅まで向かう。
「今日は仕事で疲れているのに、付き合ってくれてありがとうね」
「いや、そんなことないよ。俺も久しぶりに飲めて楽しかった」
口ではそう言っているけれど、なんとなく元気がないように見える。それに居酒屋でも口数が少なかったし、ボーッとしている時間もあったよね。
「もしかして今日、無理して来てくれた?」
「え? どうして?」
「なんか疲れてそうだったから」
もしかしたら今日、大きなオペがあったのかもしれない。それとも患者が多くて大変だった?
その思いで聞いたものの、鈴木君は急に足を止めた。



