三人で乾杯をして少し酔いも回ってきた頃に、私はすべてを打ち明けた。
元カレに振られてからすぐに理人さんと契約結婚をした話からはじまり、ふたりは何度も目を瞬かせながらも口を挟まず最後まで聞いてくれた。
しかし私が話し終えると、奈津希も鈴木君も頭を抱え込んでしまった。
「えっと話をまとめると、高清水先生とは三年という期限付きの利害が一致した契約結婚で、だけど野々花は高清水先生のことが好きになってしまったと」
「そんな時に渡部先生が現れたってことでいいんだな?」
ふたりに確認するように言われ、私は大きく頷いた。
「あぁ、もう……なにからどう言えばいいのか……」
奈津希は両手で頭を抱えて項垂れた。
「なんか色々と思うことはあるけど、でも野々花は高清水先生と結婚したことを後悔していないんだよね?」
ゆっくりと顔を上げて真剣な瞳で私に聞いてきた奈津希に、私はすぐに「うん」と返事をした。
「後悔はしていないよ。だって理人さんと結婚しなかったらおばあちゃんを悲しませていたし、それに理人さんとの生活は幸せだったから」
彼との結婚生活は私の理想そのものだった。私が作った料理を美味しいと言って食べてくれて、疲れているはずなのにできる限り手伝ってくれる。
元カレに振られてからすぐに理人さんと契約結婚をした話からはじまり、ふたりは何度も目を瞬かせながらも口を挟まず最後まで聞いてくれた。
しかし私が話し終えると、奈津希も鈴木君も頭を抱え込んでしまった。
「えっと話をまとめると、高清水先生とは三年という期限付きの利害が一致した契約結婚で、だけど野々花は高清水先生のことが好きになってしまったと」
「そんな時に渡部先生が現れたってことでいいんだな?」
ふたりに確認するように言われ、私は大きく頷いた。
「あぁ、もう……なにからどう言えばいいのか……」
奈津希は両手で頭を抱えて項垂れた。
「なんか色々と思うことはあるけど、でも野々花は高清水先生と結婚したことを後悔していないんだよね?」
ゆっくりと顔を上げて真剣な瞳で私に聞いてきた奈津希に、私はすぐに「うん」と返事をした。
「後悔はしていないよ。だって理人さんと結婚しなかったらおばあちゃんを悲しませていたし、それに理人さんとの生活は幸せだったから」
彼との結婚生活は私の理想そのものだった。私が作った料理を美味しいと言って食べてくれて、疲れているはずなのにできる限り手伝ってくれる。



