読み進めていくと結構面白かった


コンコンッ


「さなー!きたよ!」
「さな、きたぞ!」


「はづき!れんくん!」


2人が見舞いに来てくれた


読んでいた本を閉じ、近くにある引き出しにおさめた


「さな、元気そうでよかったよ」


「ほんとだよ、れんと全然元気なくて大変だったんだからね?」


「2人とも心配かけてごめんね、まだ入院しないと行けないみたいだけど、すぐ退院するから待っててね」


心配かけないように笑顔でそう言った


「いつでも待ってる、でも早く帰ってこいよ?」


「うん!」


そっからお昼を一緒に食べ、談笑していたら気づくと18時になっていた


「じゃあそろそろ面会時間終わりそうだから帰ろっか」


「そうだな、帰るか、さな、またな!」


「またお見舞い行くからね!」


「2人ともありがとう!じゃあまたね!」


2人は帰り、部屋は静かになった


「フゥー、ちょっとしゃべり疲れたな、もうすぐ夕食と回診あるけど少し寝ようかな」


疲れていたのか、スゥーと力が抜けすぐに眠りに入った